第12回情報処理学会 アクセシビリティ研究会において「こだわり行動からの切替促進システムによる長期支援と支援者への効果」を発表しました

M2の宮脇雄也です 情報処理学会 アクセシビリティ研究会へ投稿した論文が「2019年度 学生奨励賞」を頂いたのでご報告させていただきます。

発表した研究

宮脇雄也,梶克彦,こだわり行動からの切替促進システムによる長期支援と支援者への効果,情報処理学会研究報告,Vol.2020-AAC-12,2020.

研究概要

発達障がい児は定型発達児に比べ,行動の切替が苦手である.特にこだわり行動から,別の行動へ切り替える切替行動が苦手であるという特性がある.この特性は,発達障がい児が日常生活を送る上で大きな課題となる.また,社会生活を送る上で,切替行動の習得が必要である.切替支援時の支援者の負担も大きな課題となる.多くの支援者は,切替負荷の低減や精神面でのフォローを必要としている.本研究では,こだわり行動から切替促進システムを家庭内での支援に導入し,約2年間実施した.その結果より,提案支援の対象者・支援者双方への効果と課題を考察した.対象者の変化を記録し,切替支援の難しさと支援装置の効果をそれぞれ分析し,実験期間終了後に支援者へのアンケートを実施した.これにより,切替難度の低い切替支援において継続による効果が確認できた.また,家庭内での支援への関わり方を向上させる効果も確認できた.

感想

コロナウイルスの影響で発表はできませんでしたが、学生奨励賞をいただくことができました。修士最後の学会でしたので残念ですが、とても嬉しいです。また、コロナウイルスの影響でブラジルでの研究をすすめることもできました。コロナウイルスの影響は計り知れないですが、悪いことだけではないと感じます。