電気・電子・情報関係学会東海支部連合大会にて「時空間フェンシングに基づくクラウドセンシングプラットフォームの提案」を発表しました

B4の土本です。9月3日~9月4日にオンラインで開催された電気・電子・情報関係学会東海支部連合大会にて発表を行いましたので報告します。

土本涼雅,宮川信人,梶克彦, 時空間フェンシングに基づくクラウドセンシングプラットフォームの提案, 令和二年度電気・電子・情報関係学会東海支部連合大会,H2-1,2020.

研究概要

スマートフォンに搭載されるセンサの種類の増加や高精度化が進み、そのセンシング能力を活かす試みとして、クラウドセンシングがある。クラウドセンシングは幅広いデータ収集かつセンシングコストを削減できるため、研究や調査に採用されている。しかし、クラウドセンシングを利用するためには、専用サーバやアプリの開発コストや協力者に研究毎にアプリケーションインストールしてもらうなどの負担が大きい。これらはプラットフォームがあると解決する。プラットフォームにより、依頼者はデータ収集にかかるコストを削減かつ柔軟なセンシングが可能となり、協力者は共通のアプリケーションのためインストールのコストを軽減する。我々の時空間フェンシング(ジオフェンシングに時間要素を追加し拡張したフェンシング手法)に基づくプラットフォームは、時間とエリアを制限し、特定の時空間内でのみセンシングする。時間とエリアを制限により、依頼者はシチュエーション指定したデータ収集が可能となり、協力者はセンシング協力への判断をしやすくする。 まず、時間やエリア、目的・概要・センサの種類などを定義し、センシング依頼内容を明確化する。次に、協力者が指定された時空間内に進入するとスマートフォンに通知が送られる。通知で依頼内容を確認・判断により、協力者の心理的負担を軽減する。依頼を承諾すると、バックグラウンドで自動センシングし、時空間を退出すると、Wi-Fi接続時に自動アップロードする。これにより協力者の物理的負担を軽減する。心理的負担と物理的負担の軽減により、センシング協力継続を推進する。  

感想

研究発表・リモートでの発表ともに2回目でした。1週間前に東海サマーワークショップがあったため、充分に準備して挑めました。しかし、リモートでは聴講者の顔が見えず、頷くなどのリアクションがないため、研究を理解しているか分からない不安がありました。発表自体は比較的スムーズに進んだのですが、いただいた質問に対して言葉が詰まってしまい、共同研究者の宮川さんに助けてもらう場面もありました。まだ動作検証まで行っていなかったため、システムの応用まで考えをまとめきれていなかったのが課題です。まずは無事発表できてよかったです。