About

配属希望の学生の皆さんへ

情報系の企業に就職したときに困らないレベルの総合力を身につけてもらうのを目的に指導している研究室です. ここで言う総合力とは,主体性,問題発見,問題細分化,問題解決,プログラミング,プレゼン,議論・コミュニケーション,文章,スケジュール管理,あたりです.研究活動にはこれらすべてが含まれます.だからほとんどの大学は研究を教育のツールとしているんですね.研究を教育のツールにするとは言いますが,研究するからには世を変えられるレベルの研究成果を目指しています.成果は積極的に研究会や国際会議等で発表してもらっています. 本研究室で過ごした学生はプレゼンテーション力の向上が特に顕著であると思っています.教員,学生ともにいくつか賞をいただいています.言いたいことを整理して,メディアを介して効果的に人に伝える,という能力は情報系に限らずどんな場面でも役に立ちます. 本研究室ではプログラミングはすべての研究テーマについて必須です.そのため,プログラミングに対して強い拒否感を持っている人は本研究室をおすすめできません. 研究活動を進めるにあたって最も大切に思っているのがモチベーションです.面白い・意義があると本気で思える研究に対して自らを捧げてほしいと思っていますのでできるだけ本人の興味に合った研究テーマになるよう調整します. 大学院修士課程への進学を強くお勧めしています.年度によりゆらぎはありますが,2割から5割の学生が修士に進学しています.高い総合力を備えた状態で社会に出れば人生の選択肢が広く深くなります.
3年生の配属後のスケジュールはこんな感じです.

5月〜6月

  • プログラミング練習(AIZU ONLINE JUDGE)
  • 超面白い研究を一つ見つけてきて発表

5月〜9月

7月〜8月

  • なにか一つ超面白いシステムを作る(グループ可)

7月末

  • オープンキャンパス展示対応

8月末

  • 合同発表会(澤野研+中部大学)で作ったものを発表

9月

  • 研究テーマ決め

10月以降

  • 研究進める

毎週,全体ミーティングプロジェクトミーティングという2つのミーティングを設定しており,それ以外はコアタイムなど設けてはいません.しかし研究推進には相当の時間とエネルギーを捧げる必要があります.そのため,平日は毎日研究室に来て研究を進めるのが当然と思っています. 研究テーマが定まってからは,いつまでに何をやると自ら決め,何とかしてその目標を達成する,という繰り返しが主になります.自分の能力を正確に見積もり,最も本質的なところから手を付けていくのが肝要です.無理なスケジュールを設定して,達成できなかった,を繰り返すとネガティブなループに陥ってしまいます. 学生さんにどんなふうになって欲しいか,をいくつか列挙してみます.研究ミーティングなどで学生を指導する際にはこのあたりを意識しています.
  • すぐやる
  • 他人の研究内容に積極的に質問・コメントする
  • わからない単語を耳にしたら秒でググる
  • わからないことをわかっていそうな人(教員含む)にしつこく聞きにいく
  • 日頃から情報系ニュースをチェックするなどインプットする
  • 調べた/身につけた知識についてSNSや勉強会等でアウトプットする
  • 学外のイベント(ハッカソン・勉強会等)に参加する
  • 日頃接しているものを当たり前と思わず観察し,もっとよくならないか考える
  • 真っ先に本質に手を付ける
  • これらを息をするように自然にやれるようになる
まだ教育ポリシを決めかねている部分もあり手探り状態ではありますが,随時アップデートしていきます.
他大学の先生方によるすばらしい配属生向け資料を参考にさせていただいています 伊藤貴之先生(お茶の水女子大学) http://itolab.is.ocha.ac.jp/~itot/message/itolabrecruit2017.html 中村聡史先生(明治大学) http://nkmr-lab.org/docs/management2015-2017.html 井上創造先生(九州工業大学) https://www.slideshare.net/SozoInoue/ss-74177553