電気・電子・情報関係学会 東海支部連合大会にて「複数の屋内歩行軌跡同士の部分一致箇所を手がかりとした歩行空間ネットワーク構造生成の基礎検討」を発表しました

M2の杉本壮です.

9月9日〜9月10日に大同大学にて開催された電気・電子・情報関係学会 東海支部連合大会において研究発表を行いましたので報告します

 

研究概要

屋内において, ナビゲーションに代表される位置情報サービスの実現には建物構造情報が必要です. しかし, 構造情報生成のための機器や作業コストが問題であり, あらゆる建物において必ずしも存在するとは限りません. そこで我々は, 複数人のスマートフォンのセンサと既存インフラのみを用いた生成を目指しています.

これまでに, センサ信号の変化が少ない状態が継続する区間 (安定歩行区間)に着目した, 歩行軌跡の推定や複数軌跡における部分一致箇所の推定を行いました. 本研究では, 部分一致箇所をボトムアップに統合するための初期段階として, 軌跡のノードリンク化, 統合する軌跡の選択, 統合位置の決定手法の基礎検討を行いました.

 

感想

大同大学に訪れるのは2回目でした. 1回目は基本情報資格試験の時で, 今回同じ棟だったので少し懐かしい場所での発表となりました. まだまだ本研究としてやる事はたくさんあるので, 今後も進めてまた発表したいと思います.

 

電気・電子・情報関係学会 東海支部連合大会にて「ヘルスケア促進のためのグループ間対抗イベントシステム」を発表しました

M2の麻生祐輝です.

9月9日〜9月10日に大同大学にて開催された電気・電子・情報関係学会 東海支部連合大会において研究発表を行いましたので報告します.

 

 

研究背景

オフィスワーカーはデスクワークが多く,慢性的に運動量の不足が指摘されている. 運動不足は肥満や生活習慣病発症の危険因子であり,発症等によって業務効率に悪影響を及ぼすなどと問題視され て い る.昨今,スマートフォンを用いたライフログデータは,個人を対象とした行動改善や運動モチベー シ ョ ン向上といったヘルスケア促進に活用されてきた. 関連研究としてライフログデータとチームを用いて運 動増加させる手法が提案されている. よって,個人だけではなく,職場等のグループを対象に「競争 」と「協力」の要素を取り入れると,更なる行動改善,運動モチベーション向上が可能であると考えられる.

 

発表内容

ライフローグデータを用いて,複数グループ間の活動量提示システムの構築と,グループに所属する人の運動モチベーション向上,運動促進を目標とする.我々はこれまで,運動量取得の自動化と,競争 心 と 貢献心を取り入れた提示システムを実装・運用を行ってきました. 本学会では,継続的なモチベーション 刺激のため,イベント管理と LINEBot を用いたイベント機能,今後の研究活動について発表を行いました.

 

感想

発表内容は実装メインでしたが,質疑応答ではオフィスワーカーとグループの組み合わせの可能性についていくつか意見を頂き有意義な参加となりました.

電気・電子・情報関係学会 東海支部連合大会にて「BLE ビーコンに基づく状態推定のためのビーコン設置支援アプリケーション」を発表しました

B3の水野涼雅です.

9月9日〜9月10日に大同大学にて開催された電気・電子・情報関係学会 東海支部連合大会において研究発表を行いましたので報告します

研究概要

以前DICOMOにて「物体内部に設置したBLEビーコンの電波強度を用いた状態推定手法」を発表した.

この手法ではビーコンの設置位置により,受信電波強度の変化の仕方が異なってくるため推定精度に影響を及ぼしてしまうという問題があった.

 

そのため今回,状態推定に適切な方法でビーコンを設置できるよう検討の支援を行うアプリケーションを作成した.

扉の開閉などによって変化する受信電波強度の変化は人の目では当然見えない.そこで受信電波強度のグラフの表示とリアルタイムな状態推定結果を表示し,さらに推定結果の変化を音や色で表すことで,どういう設置方法が効果的なのか試すことができ,BLEビーコンを状態推定に適した方法で設置することができる.

アプリケーションを使用しないで設置した場合,左の図のようにあまり大きな値に差は見られないが,このアプリケーションを使って設置の検討を行うことで右の図のように大きな差が生じるような方法で設置ができるようになった.

感想

現在矯正を行っており器具の影響で滑舌が大変悪い状態での発表だったのでかなり苦労しました.

質疑応答ではしっかり答えられていたと思うので良かったです.

様々な意見を頂いたので今後の研究に生かしていきたいと思います.

IWIN2019で「Implementation and Evaluation of Prompting Changeover System from Repetitive Behavior」を発表しました.

M2の宮脇雄也です。
9月8日〜11日(現地時間)にドイツハンブルクで開催されたIWIN2019において研究発表を行いましたので報告します。

発表した研究

Yuya Miyawaki, Katsuhiko Kaji, Implementation and Evaluation of Prompting Changeover System from Repetitive Behavior, International Workshop on Informatics(IWIN2018), 2019.

この発表でStudent Awardを受賞しました。

研究概要

Children with developmental disorder are not so good at changeover behavior compared to children with- out developmental disorder. This characteristic is a major is- sue for them to live their daily lives. Therefore, prompting changeover behavior is very important. Moreover, when sup- porting prompting changeover, it is necessary to reduce the load on them and their supporters. The purpose of this study is to provide support for prompting changeover using voice and vibration. To that end, we developed a support equipment and verified the effectiveness of the support using it. The sup- porters operate the device at a timing when changeover is re- quired. The changeover support is performed from the target object of repetitive behavior. Therefore, children with devel- opmental disorder feel that the target object of repetitive be- havior is providing the support. Thereby, they can respond to the prompting changeover support. We analyzed the effect of support from a case in which changeover support was imple- mented continuously. As verification of the effect, we con- tinued to prompt changeover support at the children’s home with them. We recorded the progress of the children. For the evaluation, we did a video recording of their state with the supporter and an evaluation from the supporter. The prompt- ing changeover success rate improved with repeated support. However, the success rate may decrease due to changes in their physical condition. From these results, we found out that the proposed support is effective as a changeover support for repetitive behavior.


感想

I did presentation in English for the first time. I couldn’t speak English. However, I finished the presentation safely. I am grateful to the professor and English teacher.

初めてのヨーロッパで、とてもワクワクしていました。時差ボケで眠い、自販機の使い方がわからない、空港で買ったサンドイッチが美味しくない等様々な経験をすることができとても有意義な1週間でした。


また学会中にはいろいろな先生方ともお話ができ、発表自体は2日間しかありませんでしたがとても良かったです。残念だったのは福祉や支援系の発表がなかったことです。

 

ドイツに着いて一番印象に残っていることは、この落書きです。

町中の至るところにこのキャラクターが居て少し楽しい気分になりました。みなさんもドイツハンブルクに行くことがあったらぜひ探してみてね♪

もう一つ印象に残っているのはなんか変なパンを食べたことです。

表面にはマーブルチョコが乗せてあって、見た目に惹かれたて買ってしまいましたが、なんと!!中にチョコまで入っていてとても甘かったです。

あとは、まあ美味しいご飯や少し観光などをして楽しみました。

 

サマーワークショップ2019が行われました

8月27,28日に愛工大の澤野研究室と, 中部大学と合同でサマーワークショップを行いました.

毎年夏に学生が主体となり会場持ち回りで開催されますが,今年は梶研究室が主催となり愛工大で開催しました.

梶研究室の学生は全員ポスターでこれまでの研究成果の発表をしました.

活発に行われた意見交換や議論などを参考に今後研究を進めていきます.

ワークショップの最後には懇親会を行いました.

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OB会兼,上半期お疲れ様会を行いました

8月10日にOB会兼上半期お疲れ様会を行いました.

久しぶりに再会した先輩方と美味しいお酒や料理を囲み,就職先についての話や研究室の現状などの話をして大変盛り上がりました.

会の最後には,昨年度卒業され方々から先生へプレゼントが送られました.

 

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DICOMO2019において「乗車中の列車の各駅到着時間を自動表示するスマートフォンアプリケーション」を発表しました

M1の井上晴稀です.7月3日〜7月5日に福島県磐梯熱海温泉 華の湯にて開催されたDICOMO2019において研究発表を行いましたので報告します.

DICOMO発表風景

発表した研究

井上晴稀,梶克彦,乗車中の列車の各駅到着時間を自動表示するスマートフォンアプリケーション,マルチメディア,分散.協調とモバイル(DICOMO2019)シンポジウム,3A-2,pp.506-514,2019

研究概要

旅行や出張で遠出しているとき,その場所の交通事情がわからず急いで乗り物に乗ったとします.そのとき,ユーザは目的地までの到着する時間等を知ろうとします.このような情報は,乗り物の中にあるディスプレイでは詳しく提示されていないのが実情です.また,既存の乗換案内アプリケーションで目的地までの情報を得ようとすると,乗った駅や出発した時刻などの情報を入力する必要があり,手間がかかります.

そのため本研究では,乗客のスマートフォン端末を用いて自動的に乗っている列車を推定し,乗客に到着時間情報を提示するアプリケーションを開発および乗り物の推定手法を提案をします.本研究では,移動手段を一つのサービスと捉え,様々なサービスを提供するMaaS(Mobility
as a
Service)の考えを取り入れています.今回はあらゆる乗り物の中でも遅れが少ない鉄道に注目して推定手法を提案します.列車に乗っている乗客は,アプリケーションを開くだけで列車の情報と到着時間情報が何も操作せずに得られます.

先行研究では,各駅停車の列車において,スマートフォンのセンサを用いて特徴量から駅間を推定し,応用として到着時間を提示する手法を提案しています.しかし,この手法では通過列車が存在する快速列車や特急列車といった優等列車では駅間推定が難しくなります.そこで本研究では,乗客の乗っている列車の路線と列車の進行方向を推定した後に,乗客の移動履歴に一番近い列車をGPSから推定する手法を提案します.これにより,優等列車においても到着時間情報の提供ができるようになります.また,本研究では複数の路線が並列走行していると判断した場合,乗客には隣接している路線の候補を提示します.

発表スライド


感想

学会発表自体は初めてだったので,とても緊張しました.特別招待講演の直後ということで,ハードルもかなり上がった状態からの発表でしたが,先生や先輩方からの指導もあり,無事発表を終えました.ありがとうございました.今回の発表に関する反省点は次に活かしたいと考えています.

個人的には初めての東北ということで,とてもワクワクしていました.実際に郡山市内を通り抜ける磐越西線に乗った瞬間,かなり興奮しました.電車が2両編成(時間帯によっては4両もありましたが)でドアをボタンで開ける方式,もう完璧です.私の地元である豊橋には飯田線というローカル路線が走っているので,この形式は随分慣れているのですが,実際に首都圏方面から来ていた人は驚いていたようです.

車内でヨークベニマルを見た瞬間に郡山を感じました.実際には行きませんでしたが,また機会があれば行きたいと思います.電車の風景はどんどん緑が多くなり,温泉街を感じる雰囲気に包まれ始め,磐梯熱海駅に到着しました.前泊ということで特に歓迎の看板は立っていませんでした.降りてから駅員さんに切符に無効印を押してもらったのですが,駅員さんの方言が強く,会津地方の洗礼を浴びました(地域的にはギリギリ中通りなんですが).おかげで前泊用に用意してくださったバスは無残にも私達を置いて出発.「学会発表に来たからには運動しろ」というメッセージだったんでしょうか.一緒にいた後輩たちと一緒に会場まで歩いていきました.

磐梯熱海は静岡県にある温泉街”熱海”の磐梯版ということで名付けられたそうです.温泉街なので,あたりは旅館が非常に多く,歩いていると川の流れと共に雄大な自然あふれる街であると感じました.駅から25分程度歩き,我々は会場である立派な旅館を目の当たりにしました.青春18きっぷを使った旅行の宿泊先としてネットカフェを常用していた私からすると「こんなところに我々が泊まってもいいのだろうか」と驚いてしまいました.

会場では豪華な食事と温泉を堪能しました.とても楽しいひとときでした.詳しくは実際に宿泊してください.

余談ですが,帰りの電車は引退したはずの車両が代走で走っていたらしく,とてもレアな体験をしました.4両のうち後ろ2両が,ご当地赤べこ仕様になっていたと思います.あつい!

DICOMO2019において「物体内部に設置したBLEビーコンの電波強度を用いた状態推定手法」を発表しました

B3の大鐘勇輝と水野涼雅です。
7月2日(火)~7/5日(金)の日程で福島県磐梯熱海温泉 華の湯にて開催されたDICOMO2019において研究発表を行ってきましたので、報告させていただきます。

今回の発表では「物体内部に設置したBLEビーコンの電波強度を用いた状態推定手法」というタイトルで、BLEビーコンを用いたモノの状態推定の研究を発表させていただきました。

  • 大鐘勇輝,水野涼雅,梶克彦,物体内部に設置したBLEビーコンの電波強度を用いた状態推定手法,マルチメディア,分散.協調とモバイル(DICOMO2019)シンポジウム,4C-5,pp.792-799,2019

研究背景

技術の発達によって、近年ではモノの高機能化が進んでいます。
例えば、スマートフォンと連携した機能や音声による操作、インターネットへの接続による外部からの操作など、現在では多くの機能が搭載されるようになりました。
中でもインターネットに接続する家電はIoT家電と呼ばれ、エアコンや照明、家の鍵から車に至るまで、数年前ではインターネットと無関係だったものが、今では当たり前のようにインターネットに繋がるようになりました。

このようにモノの高機能化が進むと、それに伴って様々なセンサが搭載され、そこから多様なデータを取得することができます。
ここで得られるデータは、リアルタイムなデータであれば留守時の防犯、履歴データなら無駄の可視化というように色々な活用が期待できます。

ここで、これらのデータはIoT家電などからしか取得できず、ドアや椅子といったモノからは何もデータを取得できないといった問題があります。そこで私たちは、このようなモノからでも情報の取得を可能とするべく研究を開始しました。

提案手法

私たちが提案する手法では、BLEビーコンを直接モノの内部に設置することで状態を推定します。BLEビーコンの電波は微弱なためモノが動作し、ビーコンの遮蔽状態が変化するとそれに合わせて受信電波強度も変化します。本研究ではこの変化を捉え、下に示すような処理を行うことでモノの状態を推定します。

推定精度

本手法の状態推定精度を確かめるために評価実験を行いました。
詳しい実験設定等は論文を参照してもらえばと思いますが、推定対象物として冷蔵庫、金庫、座椅子を用いて実験を行いました。その結果、以下のような結果になりました。

 

この結果からBLEビーコンを用いた状態推定手法は、モノの状態を推定するに当たって有効な手法であることが分かりました。

今後の応用としては、家中にBLEビーコンを設置して人のライフログの取得を目指したり、車椅子の車輪の部分にビーコンを取り付けて、移動をセンシングできないかなどを検討していきたいと思っています。

感想

大鐘と水野はB1の時から研究室に所属し研究を行ってきましたが、しっかりとした論文を書き、学会で発表したのは今回のDICOMOが初めてでした。そのため、論文執筆の際は何度もリテイクの指示が出て、締め切りの日は研究室に泊まるなど、書き上げるのには本当に苦労しました。しかし、大変な苦労が合ったからこそ、終わった後の達成感は今までの人生の中でトップ3に入るほど格別なものでした。

今回の論文の執筆およびDICOMO2019での研究発表は梶先生や先輩方のサポートのおかげで無事に終えることができました。この場をお借りして感謝いたします。

DICOMO2019では学会とは思えないほど豪華な食事と温泉を堪能することができました。発表は緊張して大変でしたが、楽しめて良かったです。

オープンキャンパス2019

愛知工業大学では2019年7月20日(土)・21日(日)にオープンキャンパスが行われました.

梶研究室では研究紹介をB3・B4を中心に研究紹介を行い,それぞれ自分たちが行っている研究を伝えることができました.もし興味を持った高校生のみなさん,愛知工業大学およびKajilabにてお待ちしております.

 

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