Kaji Lab

KAJI LABORATORY

高度ICT社会における人とコンピュータの関わりを追求する研究室です。特に「屋内位置推定と位置情報サービス」「インタラクションメディア」をテーマとした研究をしています。

    ayato

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    この度,第20回情報学ワークショップ(WiNF2022)に参加し, 熊澤綾人(M1),大橋世弥(B4),丸山貴大(B4),鵜飼直哉(B4),社本蒼一郎(B4)が発表しました.

    熊澤綾人:ウェアラブルセンサを用いた調理の切る工程の分析・比較方法についての検討

    発表の概要

    レシピの共有方法としてレシピ共有サービスの利用がある. またレシピを利用して作成したものを報告する機能がある. レシピを共有する際に調理作業中のデータも共有し,他の人と比較すると今後の調理に対するモチベーションの増加を狙えると考えた. 本研究ではレシピと調理作業を共有・比較し調理に対する楽しさを増加させるのを目的とする. アプローチとしてウェアラブルセンサを使い調理作業をセンシングを行い比較用の特徴量を抽出する. 全体像は「調理作業のデータ化・分析」「データの共有」「比較・表示」に分けられる. 基礎検討として切る工程で分析と比較を行った. 特徴量の比較結果から被験者のモチベーションの増加が期待される.

    感想

    はい,M1の熊澤綾人です. 去年に引き続き2回目のWiNFでの発表です.
    今回は院進してから新しい研究を始めたので,素材がない状態での論文作成・発表準備でした.
    要するに去年と作業量が変わらない…
    けど,今までのノウハウがあるから去年よりは楽でした.
    発表に関しては,悪くなく行けたので安心しています.
    今回のが今後の発表に繋がればいいなと思ってます.

    大橋世弥:物の共起関係に着目した置き忘れ防止システム

    発表の概要

    日常で物が一緒に移動する状態が頻繁に見られる. 本研究は外出時以外にも必要な物が同時に使われているような状況にも対応できるような置き忘れ防止システムの開発を目指す. そのために空間的な共起関係と時間的な共起関係を組み合わせる. 結果として時間と行動の関連が強い場合にある程度正確に通知ができた. 一方電波強度に依存した場所推定をしているため環境によって誤検知が起きて精度が下がってしまう点が課題の一つである.

    感想

    B4の大橋です.
    対面形式での発表は今回が初めてでしたが事前に準備をしていたおかげでそこまで緊張せずに発表できました.
    卒論に向けて論文の書き方や発表での話し方など学べて良い経験になりました.

    丸山貴大:スマートウォッチセンサを用いたダーツのスローセンシング

    発表の概要

    ダーツを投げる際に手振れが原因で照準がずれる場合がある. 主観的にみて、手振れが激しいかは判断が難しい. センシングをし、速度、角度を取ることで客観的に見ることができ、分かりやすくなる. 本研究の目的はスマートウォッチを用いてダーツ未経験者のサポートをすることである. 投げる動作をテイクバックとフォロースルーの二つに分け、加速度センサーと角速度センサーを用いて手振れや速度などのデータを経験者のデータと比較し、基本的な検討を行う.

    感想

    B4の丸山です.
    自分の研究を発表してアドバイスを貰えたのは新鮮で貴重な体験でした. 発表することで自分の研究のまとまりができたので良かったです. 他の人の研究を見てレベルが高いなと思いました.

    鵜飼直哉,社本蒼一郎:コンテンツ視聴時の生体データの共有とそれに基づくコンテンツへの重畳提示手法の検討

    発表の概要

    コンテンツに重畳するエフェクトを加え、より様々な楽しみ方ができるようになると考えた. 本研究ではコンテンツを視聴している時の心拍数に着目し、心拍数のデータを用いてコンテンツへの重畳提示手法を提案する. 心拍数はスマートウォッチを使いより気軽にデータを収集することができる. データを共有し心拍数の変化が起きている部分でエフェクトを加え更なる迫力や、過激なシーンを見辛くしホラーが怖い人でも見やすくなるようにしたりとコンテンツのさまざまな楽しみ方が期待される.

    感想

    B4の鵜飼です.
    自分の研究を伝わりやすく説明することがこんなにも難しいのかと実感しました. また発表をすることで研究に足りてないポイントを再発見できました.

    B4の社本です.
    自分の研究を発表し、アドバイスを貰えた事でわかりやすく伝える事の難しさを実感しました. また、現状研究に足りていない点を発見できました.

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