ヒューマンコンピュータインタラクション (Human Computer Interaction)

HCIそのものはとても大きなテーマですが,その中でも,「使いたい機能を使いたいときに使えているのか」「その機能は人を拡張するか」に着目して研究を進めているプロジェクトです.スマホの録音・録画機能は非常時の記録としてとても便利ですが,トラブルに巻き込まれた際に通常のスマホ操作ができない可能性があります.そこで,トントンとスマホを叩くと,そのリズムパターンに割り当てられた機能が自動的に実行されるようなシステムを開発しました.また,ハンドグリップをにぎにぎしないと電気オンオフできない,といった一見不便だが継続利用しているうちに身体拡張につながるような仕組みを追求しています.

研究内容


プレゼンテーションにおける発表者と聴衆の協調生を高めるシステムの提案

聴衆がスライドを見てるか否かを判定し,リアルタイムにフィードバックできるシステムを提案する.クライアントではOpenPoseを利用し全体の人数と見ている人の割合を判定し,それら2 つの情報をサーバに送信する.サーバ側では受信した2つの情報に日時の情報を加えてデータベースに保存する.また,データベースから最新情報を取得し注目率を算出する.算出された注目率によってスライドに映像効果が付与される.


机上の乱雑度推定による整理の習慣化に関する研究

本研究では机を用いて作業を行う研究者および労働者を対象に,作業の効率化のための机の整理を習慣化するシステムを提案する.システムに求められる要素として,机の状態を機械的に判別できること,判別結果を用いてシステムが処理を行い,ユーザが整理を習慣付けられることなどが考えられる.提案手法では,机の状態を判別して散らばっている場合片付けさせることを目標とした.また,本研究で提案する机の状態を乱雑度と定義し,よりユーザの感覚に近づけることを目指す.


顔認識を用いた距離推定によるスマートフォンブラウザの最適な文字サイズの自動提供に関する研究

近年スマートフォンを用いたインターネットの利用増加に伴い,スマートフォンで文章を様々なシチュエーションで読む機会が想定されている.シチュエーションによってユーザとスマートフォンとの距離が変わる中,画面上で表示される文字が小さすぎたり大きすぎたりすると感じるユーザが多い.これらの問題を解決するため,本研究ではスマートフォンを利用する際の様々なシチュエーションで想定される距離にかかわらず,適切で一定の文字サイズを自動でユーザに提供するシステムを実装する.


不便益を用いた生活の質向上に関する研究

新しい技術や製品により多くの物事が従来よりも便利になり,社会全体が利便性を追求している.しかし,同時に不便だからこそ得られる利点が失われている.このような「不便だからこそ得られる利点」を不便益を定義し,生活の質を向上させる不便益システムを提案する.本研究では,握力の向上を目標としてハンドグリップを用いた部屋の電灯をつけるシステムを開発した.これは利用者が電灯をつける際にハンドグリップを一定数回握らないと電灯がつかないシステムである


リズムパターン認識に関する研究

スマートフォンでリズムパターンを認識し複数家電を制御する研究をしています. 家電のみではなく緊急時を想定したアプリや日常的に使えるアプリを実際に作成しました. またリズムパターン認識を使用し他のUIに活用できないかと考えています.

リズム